曽野木道院拳士のエピソードです。もちろん実話です。
少林寺拳法を始めてみて~半年後 (40代男性)
息子の入門がきっかけで少林寺拳法をはじめました。当時小学生だった息子の付き添いで道場に足を運ぶうちに、護身術としての少林寺拳法だけでなく、心の強さや優しさ、礼儀作法といった教えに共感し、自分でも少林寺拳法をやりたくなってしまい入門しました。今では兄弟子(あにでし)の息子と週2回1時間半ずついい汗をかかせてもらっています。少林寺拳法は合理的な体の動かし方を学べるので、無理なく体を動かすことができます。健康増進、運動不足解消にピッタリですし、なにより新潟曽野木道院の拳士は、礼儀正しく、気持ちの良い方ばかりです。一緒に少林寺拳法を楽しみましょう。
不審者に声を掛けられた (小4男子)
数年前の話となります。当時、小学校4年の息子は少林寺拳法を始めて1年くらい経った頃でした。放課後一人で帰宅途中に大人の男性に「車に乗らない?」と声を掛けられたそうです。息子は「結構です!!!」と大声できっぱりと断って走って逃げたそうです。なんて事のない話のように感じるかもしれませんが、あまり意思表示ができなかった息子が、少林寺拳法を始めてからしっかりと意思表示できるようになっていました。もしも…と考えると「ゾッ」としますが、丸山道院長も息子の無事に胸をなでおろし、大声で断った門下生の成長を何度も何度も褒めて下さいました。※事件後すぐに警察に通報しました。
いじめっ子との決別 (小4男子)
不審者に声を掛けられた子と同じ私の息子の話です。先述の通り、息子はあまり意思表示が得意ではありませんでした。そんな息子が小3だった頃、ジャイアンのようなA君に嫌なことをされたりイジメられたりしていました。(親から見てそんなに酷いイジメとは感じませんでしたが、本人はかなり苦痛だったようです。)それでも我慢して遊んでいたようです。小2頃からそんな感じだったかと思います。そしてそんな頃に始めた少林寺拳法も1年が経とうとした頃(不審者事件の前後あたりだったと思います)いつものように遊びに来たA君に対し突然「A君とはもう遊ばない!」と言い放ったのです。何事かと思いましたが、息子は勇気を持って決意し行動を起こしたのだと理解しました。その後、親として息子とA君の動向を注視しておりましたが、二人の間に多少は何かあったみたいですが、自信を付けた息子はA君を軽くあしらえるほどに、たくましく成長しておりました。そんな二人も今は中学生。一番仲の良い友となっています。
一大決心 (40代男性)
少林寺拳法を知ったのは、小学生の息子に礼節を学ばせる目的で、何か武道を習わせたく、色々と探したことがきっかけでした。魅力的な武道が沢山ありましたが、特に目を引いたのが少林寺拳法でした。突きや蹴りの他に「柔法」といわれる技があることに興味をもちました。また、技や技術だけでなく精神面の「教え」があることも魅力を感じました。決め手となったのは少林寺拳法の決まりで教える先生(道院長)は「少林寺拳法を生業としてはいけない」という事でした。お金を目的とせず、時間と労力を割いてまで少林寺拳法を教える先生はきっと素晴らしい人なんだろうな。と思い、まずは見学することにしました。雰囲気も良く、息子も気に入ったこともあり、少林寺拳法を習わせることにしました。私は息子の送迎がてら、いつも見学しておりましたが、見れば見るほど少林寺拳法をやりたい気持ちがどんどんと大きくなっていました。しかし、40代の私には何かを新しく始めることはとても勇気のいる事で、自分なんかができるのか?続けられるのか?と日々、葛藤を繰り返していました。そんな姿をみた妻から「やってみたら?」と背中を押されたこともあり決心しました。見学していた私は意を決し、「先生!俺やります!!少林寺やります!!!」と練習中に突然の大声で入門宣言。今では笑い話ですが、私にとっては人生の一大決心でした。丸山道院長から「一般(中学生以上)は色々と忙しいから来れる時に来て無理せず楽しんでやりましょう」と私が悩んでいたことを悟ったような一言で大変に安心しました。やっぱり少林寺拳法を選んでよかったと思いました。